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貴醸酒界の淡麗ポジション
【蔵元コメント】
ウロボロスから名前を変え、雅楽代シリーズに加わった竜王。
いわゆる貴醸酒タイプのお酒です。
ただ、雅楽代が目指している「新しい新潟淡麗」のイメージと、一般的な貴醸酒=濃厚、なイメージには開きがあります。
そこで竜王では、貴醸酒ならではの甘みや奥行きを持ちながら、雅楽代らしい軽やかさも感じられる酒質を目指しています。
僕の中では「貴醸酒界の淡麗ポジション」をつくるイメージです。
今回の竜王は、これまでのウロボロスと比べても特に軽やかな仕上がりになりました。
ラベル表記上のアルコール度数は14%ですが、実際は13%台で、貴醸酒らしい艶やかな甘みを感じられつつも、飲み終わりに甘さや重さが残らないバランスを狙っています。
香りも面白く、ラムレーズンのような少し重厚で複雑な香りと、雅楽代らしいラムネのような香りが重なっています。
貴醸酒らしい表情と雅楽代らしさが、ひとつのグラスの中に同居しているようなお酒になりました。
■テイスティング
グラスに注ぐと、まず感じるのはラムレーズンを思わせる落ち着いた甘い香り。
その奥にラムネのような爽やかな香りもあり、香りだけでも古酒を使った貴醸酒の竜王らしい新酒と古酒の独特の不思議な重なりがあります。
口に含むと、艶やかな甘みがふわっと広がり、甘み自体はしっかりあるのに飲み口は想像以上に軽やか。
「貴醸酒だから、きっと甘くて重たいだろう」と思って飲むと少し驚くかもしれません。
雅楽代らしい軽やかさはうまく表現できているかなと思います。
最初は甘みに意識が向きますが、口の中で味わっていると後から酸味が顔を出します。
この酸味があることで甘みがだらだらと残らず、次のひと口へ自然と手が伸びるような仕上がりになっています。
食事となら味わいのしっかりした中華料理とも合わせてみてほしいです。
甘みと軽やかさがあるので、料理の味に負けず、食事の途中でも飲み続けられると思います。
気軽な晩酌なら、塩味のあるおつまみがおすすめ。
生ハムや生胡椒の塩漬け、燻製チーズあたりは相性が良さそうです。
まずは竜王だけでゆっくり味わって、その後におつまみとの組み合わせも楽しんでみてください!
【天領盃酒造】
新潟県佐渡市。
1983年佐渡にあった3蔵が合併し、天領盃酒造の前身である佐渡銘醸株式会社を創業。
2018年M&Aにて現蔵元:加登仙一氏が蔵を継承。
当時、業界最年少蔵元として一躍脚光を浴びる。
2024年からは”新しい新潟淡麗”の確立をブランドコンセプトに掲げ、佐渡を表現する酒づくりを目指しています。
- タイプ
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- 原材料
- 米、米麹
- 原料米
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- 精米歩合
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- アルコール分
- 14度
- 日本酒度
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- 酵母
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- 酸度
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- アミノ酸度
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