自家農園産、遅摘み完熟ナイアガラ100%　微発泡ワイン

【ワイナリーコメント】
今回のワインは2年目となります、遅積みの自園ブドウを全房発酵1ヶ月したものです。
目指すところは、複雑な香味を持つスパークリングに仕立てること。
香りのインパクトが強く、味わいは薄い。現状この品種と向き合う中で、行き着いているのが微発泡のペティアンです。
夏にかけて『楽しいワイン』です。

2ヴィンテージ目となる「ワインに律す（リス）」です。
コンセプトは変わらず、農家目線の造りです。
ブドウのリズム、農家の生活リズムがベースになっています。
日が昇ると同時に収穫を始め、日が暮れるとその日にとれたブドウをワイナリーに運び、タンクに全房のまま入れていきます。翌日もまた同じ様に付け足していく。タンクがいっぱいになったら次のタンクへ・・・まるで冬支度をするリスのようでもあります。
発泡は強め。
しっかりと冷やした状態でゆっくり開栓すると澱が浮くこともなくクリーンな上澄みの一杯目と、徐々に濁り始めてからの旨味が強くなってくる２杯目以降も良いです。
香り味わいともに、存分にナイアガラの楽しき世界を味わって頂けるかと思います。
年末リリースのヌーボーに比べ、樹上での熟度は十分かつ、蔵内でゆっくりと発酵・熟成したキュベとなります。
日々の食卓が華やかになることを願って。
自家農園産、遅摘み完熟ナイアガラ100%使用