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玉川、新酒の一番手
米の出来や質は自然に影響され、毎年変わります。
そのため杜氏と蔵人にとって酒造期の初めは、その年の酒造りの形を必死で探す戦いのような時期です。
玉川の「しぼりたて」は、その年一番最初に仕込んだ酒を世に問う、いわば挑戦状のような酒。フレッシュな旨みと、口に含むと広がる豊潤なコクと酸味が魅力です。
手間ひまかけ、丁寧に造った原酒はコストパフォーマンスの高さで地元の人気者!
- タイプ
- 本醸造
- 原材料
- 米、米麹、醸造用アルコール
- 原料米
- 麹米:五百万石
掛米:一般米 - 精米歩合
- 麹米:65%
掛米:70% - アルコール分
- 18度
- 日本酒度
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- 酵母
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- 酸度
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- アミノ酸度
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【蔵元紹介】
木下酒造有限会社
京都府京丹後市久美浜町甲山
天保13年(西暦1842年)創業。5代、木下善兵衛氏が30町歩あった田圃から収穫した米を、裏山から懇々と湧き出る山水で酒造りを始めたそうです。6代、7代と木下善兵衛を襲名し、8代木下仙太郎、9代木下善一郎、10代木下寿一、そして現在は11代目木下善人が社長の役割を担っています。
「玉川」という名前の由来は、蔵のすぐ隣に川上谷川という川があり、玉砂利を敷き詰めたような清流であったそうで、当時、川や湖を神聖視する習慣もあり、玉(とてもきれいな)のような川というところから、「玉川」と命名されました。
16歳より48年に亘り木下酒造の酒造りを支えた中井杜氏亡き後、平成19年からは、イギリス人のフィリップ・ハーパー氏が杜氏を務めています。40代の若さながら酒造りの経験は20年を超え、家付き酵母を使った自然仕込みの山廃や、江戸時代の製法を再現した酒など、挑戦的な酒造りで、「玉川」の新たなファン層をつくりだしています。
新しい杜氏を迎えるとともに、新生・玉川の象徴として、「玉川」のロゴを、坂根克介氏による斬新で独創的なデザインに一新しました。今では通称「丸玉マーク」として広く親しまれています。