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風の森の新しいシリーズ【S(エス)風の森】
【蔵元コメント】
北地区の特徴 この地域は田んぼ一枚あたりの大きさも割と大きく葛城山麓地区の中では生産性も高い地区です。
しかし灌漑用水が入らず、山からの水のみで秋津穂が栽培されています。
長年、地域の農家の方々によって農業が続けられてきた場所となっていますが、高齢化や後継ぎ不足の問題によって耕作放棄地も出てきています。
今後、風の森里山コミュニティのパートナー農家さんに徐々に秋津穂の栽培に切り替えて頂き、減農薬に取り組んでいく地域です
赤いブドウ、バナナなど芳醇な果実の香りがしっかりと感じられます。
シャープな口当たりながら、お米由来の酸味や渋味、苦味といった複雑味=葛城山麓地区の“大地のエネルギー”の力強さが後口を引き締めます。
冷やした状態から徐々に温度が上がるにつれ、葛城山麓地区の“大地のエネルギー”の力強さより感じることが出来、一口含むたびに、お米由来の様々な味わいの要素を感じて頂けます。
今回のラベルは山麓蔵と里山の夕暮れの風景をイメージしたデザインとなっています。
農作業やお酒造りなど山麓蔵を取り巻く一日が終わり、だんだんと夜が近づく空が表現されています。
酒蔵、農家、酒屋、消費者が輪となって共生し、「里山を100 年先につなぐ」ためのS 風の森、この取り組みがより大きな輪となりますよう、引き続きご協力をお願いいたします。
【S(エス)風の森】
■未来酒度を決める3つの要素
“未来酒度”は地球環境の保全や持続可能な未来へ向けた、日本酒の3つの要素の総合評価によって、星の数で価値基準を表現します。
1、環境負荷 水、電力の種類、農薬化学肥料の使用量など
2、田んぼの地力 田んぼやその土中の生物の多様性など(土分析による数値化)
3、地域への貢献度 農家への適正な利益配分や、里山への理解や寄付など
という3つの要素の総合評価によって、星の数で価値基準を表現します。
① S風の森 「葛城山麓産秋津穂+里山基金への寄付(50円/本)+自然エネルギーによる酒造り」
② S風の森 ★ 「①に加え、減農薬による環境負荷の少なさゆえ評価される」
③ S風の森 ★★ 「①に加え、農薬化学肥料の不使用による環境負荷の少なさゆえ評価される」
④ S風の森 ★★★ 「①③に加え、田んぼの地力の豊かさ、地域貢献度の高さゆえ評価される」
「S風の森」では上記のように、ボトルに未来酒度を表示します。これによってお客様がこのお酒が生まれた環境や消費行動が、持続可能な未来に向けた行動かどうかの目安を知ることができます。
■「S」に込める想いとは、
・SATOYAMA/里山
・SCENE/景色、情景
・SANROKU/山麓
山麓蔵は葛城山麓地区の棚田の真ん中に位置します。
「風の森」の名前の由来となった、風の森峠を見渡す棚田の真ん中で、この里山の風景・景色を100年先に繋いで行きたい。
この地に醸造家が身を置き、この地で収穫された秋津穂を使う事で、葛城山麓地区の魅力を余す事なく映し出した酒を造ります。
■3つの約束
①葛城山麓産の秋津穂を使用
-天然の湧き水から作られる酒米「秋津穂」
-環境負担の少ないお米作り
-農薬化学肥料の不使用による環境負担の少ない栽培
②精米歩合 90%前後
-葛城山麓の風土をS風の森に転写する意味を込めて
できるだけお米を削らない
③奈良酒の伝統技法の応用
-古典技本菩提元研究会、古典技法によるお酒造り
そやしみず、高温発酵、菩提元など奈良酒の技法を使用
大地のエネルギーを使って、現代でしかできないお酒造りを融合させて造っていきます。
- タイプ
- -
- 原材料
- 米(国産)、米麹(国産米)
- 原料米
- 葛城山麓産秋津穂 北地区(栽培期間中:減農薬化学肥料 ※同地域比5割減)
- 未来酒度
- ★
- 栽培者
- 静間幸一様
- 精米歩合
- 非公開
- アルコール分
- 14%(無濾過無加水生酒)
- 日本酒度
- -
- 酵母
- -
- 酸度
- -
- アミノ酸度
- -
【蔵元紹介】
油長酒造株式会社
奈良県御所市中本町
創業1719年。それまで営んできた製油業から酒造業へ転じる際、酒の命とも言える良質の水を求め、現在の地に蔵を築きました。
地下100mの深井戸から汲み上げる水は、葛城山や金剛山に降った雪や雨が長い時間をかけて地層にしみ込み、地層をくぐり抜ける間に、鉄やマンガン、有機物など酒造りに大敵の成分が取り除かれます。
代表銘柄は「風の森」、「鷹長」。
「風の森」
1998年に発売開始。生産量は現在約200石。2001年から、純米酒・純米吟醸・純米大吟醸の純米系のみの仕込みになりました。
地の水と、地の米と、地の風土にこだわった、オンリーワンの酒造り。
原料米には山田錦、雄町、露葉風、キヌヒカリ、アキツホを使用し、地元産のアキツホに最も重点を置いています。