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「刻の重なり」から「燗の探求」へ深化する、再構築ALPHA
【蔵元コメント】
■刻を重ねる-油長酒造の歴史・ALPHA5の歴史・奈良の酒造りの歴史-
ALPHA5は、いわゆる"貴醸酒"仕込みですが、私たちがこれまで大切にしてきたのは、異なる刻を重ねていくこと。
仕込水の一部に代わり「10年以上熟成古酒」「前年のALPHA5」を用い、さらには「菩提酛」仕込みにより、<油長酒造><ALPHA5><奈良の酒造り>の3つの異なる歴史を重ね合わせています。
ボトル1本の中に幾重もの刻が奏でる重層的な味わいを表現しています。
そしてこれから先も造りを重ねていくことで、刻のレイヤーはより複雑に彩りを増していきます。
■刻が紡ぎ出す有機酸とアミノ酸
ALPHAシリーズでは、菩提酛の乳酸発酵技術を継承し、酒蔵内に設置した専用の菩提酛室にて、クリーンな菩提酛造りを行っています。
ALPHA5では菩提酛に加え、古酒が紡ぎ出す有機酸とアミノ酸が複雑味と奥行きを与えます。
液体は古酒由来の美しい黄金色。
赤いリンゴのような果実香に、カラメルを思わせる芳ばしさも感じられます。
リンゴの蜜のような濃密な甘味や、なめらかな苦味のレイヤーが幾重にも広がる豊かな味わいながら、風の森らしい瑞々しい口当たりも持ち合わせ、シャープな酸で軽快な飲み心地です。
口中のボリューム感と余韻の軽さのコントラストをお楽しみいただけます。
■冷酒から燗酒まで、温度による変化も魅力
いわゆる"貴醸酒"仕込みにより重ねた古酒、そして菩提酛由来の豊かな有機酸は、酒を温めることでより深い旨味を生み出します。
複雑味と軽快さのコントラストを味わうなら冷酒で、滋味深く身体に染み込むような旨味を味わうなら燗酒で、と温度による違いもお好みに応じてお楽しみください。
この懐の深さも、新しくなったALPHA5の面白さの一つだと感じています。
- タイプ
- 貴醸酒
- 原材料
- -
- 原料米
- <奈良県産>秋津穂100%
- 精米歩合
- 80%
- アルコール分
- 14度
- 日本酒度
- -
- 酵母
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- 酸度
- -
- アミノ酸度
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【蔵元紹介】
油長酒造株式会社
奈良県御所市中本町
創業1719年。それまで営んできた製油業から酒造業へ転じる際、酒の命とも言える良質の水を求め、現在の地に蔵を築きました。
地下100mの深井戸から汲み上げる水は、葛城山や金剛山に降った雪や雨が長い時間をかけて地層にしみ込み、地層をくぐり抜ける間に、鉄やマンガン、有機物など酒造りに大敵の成分が取り除かれます。
代表銘柄は「風の森」、「鷹長」。
「風の森」
1998年に発売開始。生産量は現在約200石。2001年から、純米酒・純米吟醸・純米大吟醸の純米系のみの仕込みになりました。
地の水と、地の米と、地の風土にこだわった、オンリーワンの酒造り。
原料米には山田錦、雄町、露葉風、キヌヒカリ、アキツホを使用し、地元産のアキツホに最も重点を置いています。
笊籠採り(イカキどり)...
無濾過生原酒に頑ななまでにこだわり、常温でも生ヒネしない酒質にするために、12代目蔵元・山本氏が考案した独自の搾り方。モロミの中に、笊籬状(いかきじょう)のスクリーンを沈めて、モロミと清酒を分離する画期的な技法で、搾る際に酒が空気に晒されるのを防ぎます。
これは、長時間空気に晒される吊るし取りを凌ぐと考え、蔵元は所蔵していた全ての斗瓶を廃棄しました。







