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より優しく穏やかな味わい 笊籬採り
【スタッフがテイスティング】
スタンダードな「秋津穂657」と比べると、風の森らしい心地よい発泡感はそのままに、旨みと甘みの「圧倒的な密度とピュアさ」が際立ちます。それでいて口当たりはマイルドで、すべての要素が絶妙なバランスでまとまっている印象です。
「笊籬採り(いかきどり)」という技法がもたらす格の違いを感じさせてくれる1本でした。
【蔵元コメント】
全ては風の森峠の秋津穂米から始まった 1998年に、地元の秋津穂を使った、搾ってそのままの生のお酒を、地元の人々に飲んでいただきたいという想いから、風の森は始まりました。
秋津穂米は、20年以上にわたり使い続けている、私たちのお酒造りにはなくてはならないお米です。
食味だけでなく醸造適性も非常に高く、透明感のある酒質を表現することが出来ます。
奈良県内およそ30軒の契約栽培農家の方々に生産いただいております。
秋津穂 657はその当時から造り続けている風の森の代表酒。
瓜や洋梨のような香り、甘みや複雑味が共存したその味わいは、まさに風の森と言える味わいです。
今回、笊籬採りにて上槽した2025年秋仕込みのお酒をご案内いたします。
氷点下で半年間貯蔵し、味わいはより優しく穏やかに仕上がっています。
≪笊籬採り≫
当蔵独自開発の上槽技法
もろみ中に笊籬状のスクリーンを沈め、もろみから清酒を分離する技法で、無加圧に近い状態で浸透してきた清酒を、周囲の空気に触れることなく採ることが可能です。
香気成分を揮散させず、酸化させず、うまみを壊すこともなく、もろみの風味そのままにお召し上がりいただけます。
※お一人様2本までとさせていただきます。
- タイプ
- 純米
- 原材料
- 米、米麹
- 原料米
- <奈良県産>秋津穂100%
- 精米歩合
- 65%
- アルコール分
- 16度
- 日本酒度
- -
- 酵母
- -
- 酸度
- -
- アミノ酸度
- -
【蔵元紹介】
油長酒造株式会社
奈良県御所市中本町
創業1719年。それまで営んできた製油業から酒造業へ転じる際、酒の命とも言える良質の水を求め、現在の地に蔵を築きました。
地下100mの深井戸から汲み上げる水は、葛城山や金剛山に降った雪や雨が長い時間をかけて地層にしみ込み、地層をくぐり抜ける間に、鉄やマンガン、有機物など酒造りに大敵の成分が取り除かれます。
代表銘柄は「風の森」、「鷹長」。
「風の森」
1998年に発売開始。生産量は現在約200石。2001年から、純米酒・純米吟醸・純米大吟醸の純米系のみの仕込みになりました。
地の水と、地の米と、地の風土にこだわった、オンリーワンの酒造り。
原料米には山田錦、雄町、露葉風、キヌヒカリ、アキツホを使用し、地元産のアキツホに最も重点を置いています。
笊籠採り(イカキどり)...
無濾過生原酒に頑ななまでにこだわり、常温でも生ヒネしない酒質にするために、12代目蔵元・山本氏が考案した独自の搾り方。モロミの中に、笊籬状(いかきじょう)のスクリーンを沈めて、モロミと清酒を分離する画期的な技法で、搾る際に酒が空気に晒されるのを防ぎます。
これは、長時間空気に晒される吊るし取りを凌ぐと考え、蔵元は所蔵していた全ての斗瓶を廃棄しました。







