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マーク・オーベールが造る10年以上熟成の可能性を持つ希少品
【インポーターコメント】
パウダー・ハウスはオーベールの4番目の自社畑でフォレストヴィルの旧市街にあり、地形学的にはすり鉢状や円形劇場(古代ローマの円形闘技場)の形状をしている。
徐々に湾曲するこの畑からエレガントながら力強いシャルドネが生まれる。
畑の名前は近隣にあった火薬庫から命名。
砕いた石灰、白胡椒、焼き立てのトーストの刺激的なニュアンスが特徴。
■ヴィンテージ情報
早熟だった2022年ヴィンテージとは対照的に、2023年は穏やかで安定した生育シーズンとなった。
冬に豊富な降雨があり、土壌に水分が蓄えられた。
春以降も理想的な気候が続き、夏の間に38℃を超えたのは僅か2日間のみだった。
ブドウのハングタイムは長くなり、秋に入っても完熟がじっくりと進んだ。
糖度はゆるやかに上昇し、ブドウはフレッシュさを保ったまま凝縮感を増した。
果皮は鮮やかな緑や黄色を帯び、見た目どおりの美しい風味がワインの仕上がりにも表れた。
2023年の秋、私たちは自然の恵みにただただ感嘆した。
このヴィンテージのワインは記念すべき出来映えで、若いうちから際立った複雑さと奥行きを備え、長期熟成にも耐える魅力を持ち、セラーに並ぶ「宝石」のような存在になると確信した。
■テクニカル情報
深夜まだ涼しいうちに収穫、5~6時間以内に樽に入ることをターゲットしている。
冷蔵車で直ちにワイナリーに持ち込み、選果・圧搾の後、仏産樽(約80%新樽、20%1年使いの樽)に入れゆっくりと健全な発酵を進め、約10ケ月かけて第一次と第二次発酵(100%自然酵母、MLF100%)を行う。
澱が自然に降りるのを待ってから、樽選択をしてステンレスタンクに移し、4-5か月落ち着かせ、毎年12月に人工的な清澄無し、フィルター無しでボトリング。
発酵・熟成期間約15ヶ月(樽とタンク)
■マーク・オーベーのテイスティング・コメント
コブミカンを思わせる爽やかな柑橘の香り、ガランガル(胡椒のようなスパイシーな香り)、白桃やハニーオーキッドウーロン(蜂蜜や蘭の花のような香りの中国茶)といったエキゾチックなアロマがグラスから立ち上る。
海底由来の土壌を思わせる塩気や砕けた貝殻、ヨードのニュアンスも感じられる。
ライムカスタードやネクタリンの風味が、味わいに厚みと豊かさを加える。
素晴らしい凝縮感と濃厚さ、ミネラル感を伴う純粋さや瑞々しさが見事にバランスし、長く上品な余韻へとつながっていく。
今も楽しめるが、10~15年の熟成が可能である。
少しだけ靄がかかったように見えるのはノン・フイルターでうまみが削られていない証拠。
オーベールのこだわりを表現。
98P The Wine Independent by Lisa Perrotti-Brown, November 2024
ジャスミンティー、レモングラス、ジンジャーといった華やかなアロマが軽やかに現れ、次第にアプリコット、シナモンアップル、パーシモン(柿)の香りへと続く。
味わいは非常にエレガントで多層的、ほのかなスパイスや完熟した果実の風味が柔らかく広がる。
■畑情報
パウダー・ハウス・エステート・ヴィンヤード
オーベールの4番目の自社畑。フォレストヴィルの旧市街にあり、地形学的にはすり鉢状や円形劇場(古代ローマの円形闘技場)の形状をしている。
徐々に湾曲するこの畑からエレガントながら力強いシャルドネが生まれる。畑の名前は近隣にあった火薬庫から。
人里離れた場所に火薬を備蓄しておりパウダー・ハウスと呼ばれていた。
2017年ヴィンテージが初ヴィンテージ。
- タイプ
- 白 フルボディ
- 品種
- シャルドネ100%
- 産地
- アメリカ ,カリフォルニア
- アルコール分
- 15.1%







