広島が誇るワイナリー
広島県北部に位置する三次市にあるワイナリー 中国山地と吉備高原の「三次盆地」という自然豊かなこの地は、米どころでもあり、広島随一のブドウ産地でもあります。 寒暖の差が激しく、葡萄栽培に適しています。晩秋から早春に発生する濃い霧は神秘的で霧の海として知られています。
広島の人にとって「三次ワイナリー」は、馴染みが深く、第3セクターとして立ち上げられたこともあり、世間一般的に「三次のワイン」=「お土産屋さんのワイン」というイメージがありました。
2013年、ニュージーランドでワイン造りを学んだ、現ワイナリー長の太田さんが醸造責任者として着任してからは、世界的ワインコンテストの賞を数々受賞するなど本格的なワイナリーへと変身を遂げ今尚、進化し続けています。
こだわり(1)葡萄づくり自社農園・契約農家
[以下、ワイナリーサイトより抜粋]
2007年から自社畑、専用畑を確保。ワイン専用種によるTOMOÉシリーズをリリース
広島県三次産100%の葡萄によるこだわりのワイン造り。
自社農園では、赤ワイン用の「シラー」、「メルロー」、「ピノ・ノワール」などのヨーロッパ品種
契約農家では、人気の品種である白ワイン用の「シャルドネ」や日本の品種である「小公子」などを育てています。
収穫できる量は、品種や樹の状態、粒の大きさによりさまざま
例えば、自社農園のピノ・ノワールの場合、1枝に1房と収量を制限
契約農家においては、通常9月末から10月初旬に収穫するブドウを、一部10月末まで引き伸ばす「遅摘み」を採用しています。
こだわり(2)醸造工程 赤ワインは木樽
ワインは醸造工程において、発酵・熟成の期間や使用する容器が異なります。
中でもワインに奥行きと複雑性を生み出すのが熟成過程。TOMOÉシリーズの赤ワインのほとんどはオークの木樽を使って熟成させています。
木樽の良さは、木目から入るわずかな酸素によりゆっくりと酸化が進み、味わいにまろやかさを加えられること。
併せて、樽ならではの芳ばしく甘い香りが現われ、それぞれのワインに変化をもたらします。
三次ワイナリーでは、香りは強めにするか、穏やかにするか、または、スパイス香にするか、チョコレート香にするかなど、出来上がりを想像し、新樽と古樽、小樽と大樽を使い分けながら、細部にまでこだわった醸造をしています。
こだわり(3)ワイナリー長 醸造家 太田 直幸氏
1969年大阪府生まれ。1997年ニュージーランドへ渡り、ブドウ畑で働き始める。
次第にワイン造りに魅了され、ニュージーランドのワイナリーで働きながら、リンカーン大学で専門的に学ぶ。
2012年末に帰国し、2013年2月三次ワイナリーで働き始める。
以後、独自のスタイルで新たなワイン造りに奮闘する醸造家。
こだわり(4)醸造家 太田 直幸氏の情熱・想い
醸造家は、ブドウを見ただけでワインの味が想像できます。そのため、多少の傷や潰れも許されず、一房、一粒に細心の注意を払わなければなりません。就任後、まずはワイン造りの原点に立ち返り、ブドウ栽培から改革を始めました。
「良質なワインを造るためには、良質なブドウが必要なんです」
と契約農家さんに訴え、一枝から取れる房数を少なくしてもらったり、遅摘みをお願いしたりするなど、これまでと異なる栽培スタイルを要望。
当然、最初は農家さんから反発も受けましたし、ブドウ畑で熱い議論を交わしたこともありましたね。しかし、私も遊びでワインを造っているわけではない。
こだわり(5)“広島の人が誇りに思えるワインを造る”
“広島の人が誇りに思えるワインを造る”、という確固たる信念と情熱を見せ続けることで、次第に想いが伝わり、今では相互に協力し合えるまでに信頼関係を築けています。
上質なワインを造るためなら、いくら頭を下げたってかまわないと思っています。
ワインはブドウが命。ブドウの質が高まれば、ワインの味も格段に良くなります。
おいしく造ることこそ、醸造家である自分の使命。妥協を許してしまうと、飲み手を感動させる味わいなんて実現できないですから。
こうした情熱と信頼関係が形として表れたのが、2014年の国産ワインコンクール。
「TOMOÉデラウェア2013」が銅賞・最高部門賞を受賞しました。
その後も、数々のコンクールで受賞を重ね、今、三次ワイナリーの評価は確実に高まっています。
TOMOÉは、ブドウ栽培にしても、醸造にしても、“人”の功績が大きいブランドです。
農家さん含めて、醸造のスタッフがそれぞれのセクションでワイン造りに真正面から向き合い、互いにぶつかり合いながら一つのボトルを完結させていく。ここにTOMOÉの価値が存在します。
こだわり(6)“ワインは人そのもの”
ボトルにあるストーリーを感じて、現代では、飲食店やスーパーなどで毎年同じクオリティのワインを安価で手に入れることができます。
しかし、三次ワイナリーは、毎年同じ品質で作る必要はないと考えています。
メルローだって、シャルドネだって、毎年香りや味が違ってもいい。
お客さまの方も変化を楽しみにされているのはないかと思うのです。
また、ワインは嗜好品です。ビールやウイスキーと同じかもしれませんが、唯一違うとしたら、物語があるということ。
どんな人がどんな場所で、どんな風に作っているのか。この背景がプラスされて楽しめる、特殊な飲み物だと思います。
ワインに出会うということは、人と出会うことと同じで、ワインを通じた造り手たちとの対話を楽しんでほしい。
一口、二口と口に含むたびに、新たな発見があり、無限の宇宙が広がるはずです。
ただ味わうのではなく、どこの産地でどんなブドウを使っているのかなど、ほんの少し意識を向けてみてほしいですね。
きっと、いつも以上の味わい深さを感じると思います。
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ワイナリーサイトより抜粋させていただきました。
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