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風の森ALPHA8 テーマは「大地の力」2022
【蔵元コメント】
ALPHAとは、従来の風の森の枠を超え
独創的な技術で日本酒の可能性を追求。
寺院醸造の伝統技法菩提元と現代技術の融合による風の森の深化型。
全くお米を磨かない玄米は、大地の力をそのまま引き出すには格好の原料。しかしながら玄米は溶けにくく様々な工夫が必要です。
ALPHA8 の誕生のキッカケは奈良醸造さんの醸すUNDERWATER。このビールは、風の森の仕込水、麹、7号酵母を用いて造られました。
このビールを初めて飲んだ時、日本酒を造る醸造家として、何か面白いお酒が造れないかと考えました。
そこで、ビールの製造工程で麦を焙煎するようにALPHA8では玄米を焙煎してそれを用いて造ります。これをAmorphous製法と名づけました。
ビールの醸造法に歩み寄って造られた
風の森ALPHA8 大地の力
※お一人様に付き2本までのご注文とさせて頂きます。
【Amorphous製法】とは
お米が持つ結晶化したデンプンを特殊な加熱処理によって非結晶化(Amorphous)したお米を使用した醸造法。
コレによってお米の溶解性を高め、たんぱく質や油分の分子構造を変質させることで未だない味わいの日本酒を作ることが可能になります。
奈良県内の企業と共に取り組みました。
■油長酒造の商品はこちら
「風の森」の酒名は同市内にある風の森峠から付けられました。
峠付近は、日本で一番早く稲作が行われた地域だといわれ、金剛山麓から強く吹き抜ける風を避け五穀豊穣を祈願して、風の神である志那都彦神(しなつひこのかみ)を祭神とする「風の森神社」が近くの森に祀られています。
- タイプ
- 純米
- 原材料
- 米(国産)、米麹(国産)
- 原料米
- <奈良県産>秋津穂(契約栽培米)
- 仕込水
- 超硬水 金剛葛山系深層地下水
- 精米歩合
- 100%(玄米使用)
- アルコール分
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- 日本酒度
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- 酵母
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- 酸度
- -
- アミノ酸度
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【蔵元紹介】
油長酒造株式会社
奈良県御所市中本町
創業1719年。それまで営んできた製油業から酒造業へ転じる際、酒の命とも言える良質の水を求め、現在の地に蔵を築きました。
地下100mの深井戸から汲み上げる水は、葛城山や金剛山に降った雪や雨が長い時間をかけて地層にしみ込み、地層をくぐり抜ける間に、鉄やマンガン、有機物など酒造りに大敵の成分が取り除かれます。
代表銘柄は「風の森」、「鷹長」。
「風の森」
1998年に発売開始。生産量は現在約200石。2001年から、純米酒・純米吟醸・純米大吟醸の純米系のみの仕込みになりました。
地の水と、地の米と、地の風土にこだわった、オンリーワンの酒造り。
原料米には山田錦、雄町、露葉風、キヌヒカリ、アキツホを使用し、地元産のアキツホに最も重点を置いています。
笊籠採り(イカキどり)...
無濾過生原酒に頑ななまでにこだわり、常温でも生ヒネしない酒質にするために、12代目蔵元・山本氏が考案した独自の搾り方。モロミの中に、笊籬状(いかきじょう)のスクリーンを沈めて、モロミと清酒を分離する画期的な技法で、搾る際に酒が空気に晒されるのを防ぎます。
これは、長時間空気に晒される吊るし取りを凌ぐと考え、蔵元は所蔵していた全ての斗瓶を廃棄しました。