広島地酒と言えば「誠鏡」と「幻」
広島安芸の小京都・竹原で生まれた「誠鏡」とリンゴ酵母のお酒「幻」がメインの銘柄です。
創業は明治4年。風光明媚な瀬戸内海に面した竹原の地で蔵を興したのが始まり。
「杯に注いだ酒の表情を鏡にたとえ、酒造りに精進する蔵人の誠の心を酒の出来栄えに映し出してほしい」という初代当主の願いを込めた銘酒「誠鏡」が誕生。
以来、誠心誠意の精神を伝えるとともに、蔵人たちは丹精込めて酒づくりに励んできました。
■「リンゴ酵母」発祥の蔵
「純米大吟醸「幻(まぼろし)」のルーツ」
1940年(昭和15年)に4代目中尾清磨(なかおきよま)が発見したリンゴ酵母に始まります。試した酵母の数が2,000種以上。抜群の芳香(吟醸香)を放つ酵母に出会います。
アルコール発酵力が強く、爽やかな酸を生成するという3拍子が完全に揃った奇跡とも言える酵母
その酵母は、リンゴの果皮から採取されたことから、後にリンゴ酵母と命名されました。