あえて粒のふぞろいな等外米を使用した一本。

花の香酒造では、自社農業部での酒米の栽培に取り組んでいます。
ドメーヌ和水として作った酒米からは、粒の揃わない米もできますが、これを酒造りに使わないのは、とてももったいないことだと考え、あえて粒の揃わない米で他の純米大吟醸と同じ造り方で醸しました。

【蔵元コメント】
花の香酒造は、人口約九千人の小さな山間の和水町にて栽培した米だけで日本酒を醸す「全量ドメーヌ和水町」を実現させました。
日本遺産・菊池川流域に在る和水町は、はるかみか氏より土地の恩恵を受け、二千年以上米を作り続けています。
花の香酒造は、そのころから今日まで、大地に流れる住んだ水を仕込み水とし、その同水域の稲作文化を引き継ぎ、全量も和水町の米だけにこだわった酒造りをしています。
地から、水から、天から、米からの恵みを受けて和水という土地をまるごと醸す。
それは、「土地」「人」「水」全てこの地から受ける恵みを真摯に受け止め、季節を通しこの地の自然を感じながら土地の個性を活かす。
だからこそ全ての米を大切にしたいと考え、和水町で丁寧に育てた規格外のお米でも日本酒を醸しました。
「ふぞろい」は、山田錦50％を麹米に、掛米に和水テロワール等外90％を使い、9号酵母で醸しました。

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