”五橋”や”Z(ファイブシリーズ)”、毎年2月の”立春朝搾り”でも人気の酒井酒造さんから一日限りの限定酒『五橋 初呑みきり ”~七夕酒~ささのはさらさら”』が販売されます。
「初呑みきり(はつのみきり)」とは、酒蔵にとっての重要行事。 冬に搾られたお酒はタンクで貯蔵熟成されますが、その貯蔵タンクのお酒を抜き出してテイスティングし、健やかに熟成しているか、色、香り、味などを見る品質検査です。ここでの評価がその後出荷するお酒に大きな影響を及ぼすため、酒蔵にとって重要な行事となっています。お酒を抜き出すときに貯蔵タンクの出口である「呑み口」を切ることから、これを「呑みきり」といい、その年初めての呑みきりは「初呑みきり」と呼ばれ、5月末から6月の初夏頃に行われます。
この『五橋 初呑みきり ”~七夕酒~ささのはさらさら』は、五橋蔵元の酒井酒造さんへ全国からおおよそ50店の酒販店が集い、複数のタンクの中から一番美味しと思うものを全員投票で決め、七夕に合わせて出荷されるお酒です。この特別なお酒が出荷されるのは、全国でも「初呑みきり」行事に参加した酒販店のみ。完全予約制の商品です。
(参考:日本名門酒会)
大和屋酒舗からも利酒師2人が参加させていただきました。
参加した者の話では、「今回選ばれたお酒は、他のタンクより明らかに美味しく、全員投票でも圧倒的に一番でした。その味わいは、五橋さんこだわりの木桶仕込みの純米大吟醸が50%ブレンドされています。木桶なので香りは派手でなく、上品でやわらかい飲みくちでとても綺麗なお酒でした。このお酒が七夕当日までどう熟成していくのかとても楽しみです。」とのこと。
「初呑みきり」行事に参加した酒販店でしか買えない超限定品。
七夕酒としてお楽しみください!!